道を求める人々達は この世をよくマーヤ(幻想)として観るのですが、次のはあの有名な金鋼経の中の一句切であります。一切有爲法 如夢幻泡影 如露亦如電 應作如是觀。 また道の世界観では 存在界を まず「体と用」とに分けて考えるのですが、つまり絶対真理の世界を「体」に、この幻想の世界を「用」という風にです。 ところが この占いというものですが、これは あの道の世界で いいますところの「用」というものを「体」として研究する学問なのです。 では四柱とは何んでしょう? それは 四つの柱、つまり 人の生まれた 年、月、日、時等 4つものを用いて占う学問(四柱命理学)なのですが、 得られた四柱命式をもとに深く研究し、果たしてかの命式で中で必要な五行は何んなのかを探し出し(用神法)10年に一度変わって来る大運とか 毎年の歳運とかを予測し,また 十星と宮星のありがたと役割等を研究し、金銭の運とかその推移、そして異性の運から職業方面の運に至るまで ほぼ人の生の全般にかけて予測(推命)し、人にして 進むべき時と観望するべき時とを予測してくれる科学であり、統計学なのです。
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